Interview

担当ラインの操業に責任を持ち、
安全・高品質な生産を実現する。

H.M. H.M.

Profile

H.M.

H.M.

茨城工場 第二工場 製造部 包装グループ

2018年入社

工業高校 機械科 卒

入社後、茨城工場の第一工場 製造部 包装グループへ配属。2019年に茨城工場に新設された第二工場 包装グループへ異動。包装オペレーターとして、日々安全かつ高品質の生産を実現することに努めている。

意見を出し合って業務に取り組む姿に
モノづくりへの熱意を感じて。

Q.入社の動機を教えてください。

日々生活している中に自分が製造に携わったモノがあったら嬉しいだろうな。そんな思いから、製造業を志望しました。就活中は色々な業界の会社を回りましたが、その中で一番気に入ったのがエア・ウォーター・リアライズです。工場見学をした時に、働いている人たちの雰囲気がとても良かったのが大きな理由。社員も作業者の方たちも関係なく、それぞれの意見を出し合って、生産に取り組んでいることが見て取れて、そこにものづくりへの熱意を感じました。そして自分もこんな職場で働きたいとピンときて、入社を決めました。

入社後、工場の包装オペレーターとして生産に従事してからも、入社前に感じたイメージは変わっていません。年齢の近い先輩たちがたくさんいて、みんな気さくに話しかけてくれますし、自分の親くらいの世代のパートさん、派遣さんともコミュニケーションが取りやすい環境です。人間関係が良いことは働く上でとても大事なことですので、エア・ウォーター・リアライズを選んで良かったなと思える点です。

作業者の意見も取り入れながら、
包装仕上げに責任を持つ。

Q.現在の仕事内容を教えてください。

包装オペレーターとして主に機械操作を行い、パートや派遣の作業者の皆さんと共に担当ラインの包装仕上げを行っています。難しいのは、作業者の方々に作業内容について指示を出すこと。入社当初は伝えたと思ったことがうまく伝わっておらず、作業者の方がこちらの意図したこととは違う作業をして苦労したことも。しかし、ベテランの作業者の方に協力してもらい、作業者の皆さんに意思伝達できるような仕組みを作るなどの工夫を重ねていくことで、指示が的確に伝わるようになりました。

作業者の方に気持ちよく仕事をしていただくための土台は、人対人の信頼関係。そのため、僕はいつも皆さんの意見を聞くようにしています。特に自分より長く働いているベテランの作業者の方の経験はとても貴重。「ここの作業プロセスは人数が少ないから、こうした方がいいのでは?」「もう少し機械のスピードを緩めてくれたら、こうできる」など、意見を上手に取り入れることで、生産効率や品質向上につなげています。

安全、品質を優先して、
その中でいかに無駄なく生産を行えるか。

Q.業務に取り組む中で、大切にしていることは何ですか?

常に安全・品質を優先して、その中で生産数の向上に努めています。重要なのは、設備、作業人員、時間の限られた中で、いかに無駄なく生産を行えるか。そして何よりも、僕自身はもちろん、作業者の皆さんが担当ラインの作業内容をしっかり理解していることが重要。それによっていかに安全、かつ高品質な生産が達成できるかどうかが変わってくるからです。

ラインに入っている時は、常にストップウォッチを持って時間を見ながら、「生産全体の段取りはできているか」「包装資材の投入タイミングは良いか」「作業者の作業効率はどうか」「機械のスピードは適切か」「機械トラブルはないか」など、次から次へと考えるべきことが山ほどあり、ぼんやりしている暇はありません(苦笑)。しかし、全ての条件がうまく噛み合って1日の生産数が前日を上回ると、苦労が吹き飛んで嬉しくなりますし、それが仕事のやりがいと面白さにつながっています。

未知へのチャレンジを重ね、
ゆくゆくは工場長へ。

Q.今後、どのようなキャリアを描いていますか?

今後は製造に関わる様々な部署を回って、一つ一つの業務内容・役割を理解したいと思っています。製造現場には学ぶべきことが無限にあります。例えば、入社2年目で第二工場に異動した後、初めて使い始めたブリスター包装機はとても複雑な構造で、見たこともない部品やセンサー類も多く、しかも、工場としても初めて導入した機械だったため、最初は使いこなすのにとても苦労しました。そこで、上司や先輩方の豊富な知識や経験を参考に、みんなで相談し合いながら、少しずつ操作を覚えて使えるように。その試行錯誤の過程は大変だった半面、やりがいの感じられる時間でした。これからもそうした未知へのチャレンジを重ね、管理職を経て、将来は工場長になりたい。それが僕の最終的な目標です。また直近の目標としては、後輩の鑑になれるよう、先輩としての自覚と責任感を持って行動していきたいと思っています。