Interview

壁や難題を乗り越えた経験を活かし、
業務改革の先頭に立つリーダーに。

T.K.
        T.K.

Profile

T.K.

T.K.

茨城工場 品質管理部 技術グループリーダー

2011年入社

工学研究科応用化学
生物化学専攻 修了

入社後、茨城工場の品質管理部技術グループに配属され、新製品の工場量産化における生産プロセスの構築に携わる。入社5年目にリーダーに抜擢され、メンバー4名の進捗を管理して工場のパフォーマンスアップを図っている。

製品製造の最初から最後までに精通し、
スキルを磨けるのが技術グループの醍醐味。

Q.現在の仕事内容とやりがいを教えてください。

新製品の立ち上げから製造・出荷までを管理する技術グループのリーダーとして、チームの取りまとめを担っています。技術グループとは、研究開発部や営業部がお客様に提案した新製品が採用された際、試作段階では分からなかった課題や問題点を抽出し、量産化に向けて生産現場と協力しながら体制を確立する役割。ラインテストをはじめとしたトライアルを繰り返し、課題を一つひとつクリアしていき、工程内で安定した品質が作り込めるようフォローしています。非常に広範な業務の責任を担う中で、製品や製造、生産ラインの知見が養われ、まさに当社の強みである「技術」に精通してスキルを磨けるのが、この仕事の醍醐味だといえます。

海外での製品立ち上げの経験が、
リーダー職の礎に。

Q.そこでのリーダーの役割を教えてください。

私を含め、メンバーそれぞれが新製品を担当しているので、その進捗を管理して成果を上げるサポートを行います。また、複数の製造・生産ラインで起こるトラブルの原因究明や解決を行ったり、安定した品質確保のための改善をリードするなど、工場全体のパフォーマンスアップを図っています。こうしたリーダー職には、製品立ち上げの様々な知見が求められますが、私にとってその土台となっているのが、中国で協力工場を稼働させた経験です。

それまでは海外工場に生産委託をしていたので、品質がコントロールできませんでした。そこで当社で初めてとなる、現地協力工場と協業での「生産立ち上げと管理」が必要となり、入社3年目の私に白羽の矢が立ったのです。さらにこの時は、生産工程だけでなく前工程の管理も必要で、缶・原液メーカーにも足を運ぶこととなり、源流管理(仕事のプロセスの上流を管理すること)の基礎を学ぶこともできました。ものづくりの文化が違う中で、検品などのルールを策定したり、チェックポイント指導を徹底した結果、量産化を実現。異なる文化だったからこそ私も鍛えられましたし、製品立ち上げの基礎や課題を乗り越える経験など、リーダー職に求められる多くのことを学べたと感じています。

納期に間に合わない。
心が折れそうになった経験を糧にして。

Q.これまでで印象に残っているエピソードを教えてください。

大手メーカーのお客様の新製品立ち上げを担当した時のことです。普通なら数回テストを繰り返してお客様に助言をいただき、製品が立ち上がるのですが、この時ばかりは何度テストしても上手くいかない。お客様も納得せず、その原因究明に時間が掛かりました。原因が判明すると、今度はその対処に何通りもの仮説が浮上し、全て試す必要がありました。時間の許す限りトライ&エラーを繰り返し、導きだした結果を持ってすぐにお客様に報告に行くような状況もあり、「納期に間に合わないかもしれない」と心が折れそうになったことも。無事生産にたどり着くまでに、通常の2倍の期間を要しました。ただ、全員一丸となって試行錯誤を繰り返したおかげで、新たな生産プロセスの方法論を発見でき、現在の業務に活かせる知見となっています。苦労をした案件ではありましたが、お客様の求める納期を遅延させることなく難題を乗り越えた経験は大きな収穫となりました。

目標は、「いい工場」「No.1の工場」のために
業務改革を行えるリーダーになること。

Q.目指すリーダー像はどのようなものですか?

リーダーとしてのモットーは「成功も失敗もみんなで分かち合う」こと。そして目標は、社内外の誰からも「いい工場」「No.1の工場」と言われる茨城工場にしていくこと。そのために、技術チーム内における改善に留まらず、視点を工場内の他部門や営業、研究部門にまで広げ、「全体最適」を意識しながら仕事を進めることに努めています。そうした努力を積み重ね、工場に関わる全業務で業務改革を行えるリーダーとして、改革の先頭に立って「いい工場」「No.1の工場」にしていく取り組みを推進したいですね。そのためには改革の仲間を増やしていくことが必要。こうした思いに共感する、多くの若い力の挑戦を期待しています!